NEWS

2019年の収益物件市場予測

不動産市況

 ここ数年好況が続いた収益物件市場は2018年でようやく天井を打ったと思われます。 リーマンショック後は以前のようなファンド中心の市場ではなく、「サラリーマン大家」のブームに乗った多くの個人投資家が市場参入したことで1億前後のレジデンスが高騰し利回水準を上げた経緯がありました。

 しかし、昨年前半に発したスルガ銀行問題を機にほとんどの金融機関が個人に対する一棟物件融資から撤退した為、急激に下降トレンドに向かっております。但し、大阪においてはインバウンド・IR・万博に関連する一部のエリアがアジア勢プレーヤーから注目され現在も上昇傾向にあります。以前から申しておりますように収益物件市況は住宅に比べてマクロ経済指標と連動しないケースが多々ありますので個別要因を見極めた戦略構築が必要です。

 現況から推測しますと、今年は金融機関の積極性が見出しにくい局面ですので後半以降は値崩れする可能性があります。もしそうなれば想定通りである12年ぶりの仕入タイミングが到来しますのでそれに備えて早期に保有物件を売却しキャッシュポジションを高めて頂ければと思います。

 当社では物件仕入情報に傾倒した営業体制を整えておりますので、是非お気軽にお問い合わせください。