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大阪の不動産市況 2019年6月

不動産市況

今週28日、29日に開催されるG20の影響で大阪の街に緊張感が漂ってきました。今回のG20大阪誘致の成功は大阪万博・IR・MICEに繋げる重要な意味があり、大阪を国際都市としてデビューさせる大切なイベントとなります。そしてこのまま順調に計画が進んでいけば大阪のマーケットは数十年ぶりに復活すると期待しております。

ところが収益物件市場に目を向けると今月に入ってから9~10%目線の物件が散見されるようになりました。これまで7%以下の目線が主流でしたが、それでは出口が見えなくなってきている状態です。金融機関が評価を控えているうえ自己資金比率にうるさくなっているのも原因のひとつですが、リーマンショック級の金融不安を想定したり東京オリンピックまでに売り抜けたいといった投資家マインドがネガティブ要因になっていると思われます。この調子でいけば良い物件が出ても1割の自己資金では取得できないようになるかもしれませんね。