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不動産市況 大阪 2019年8月

不動産市況

今週から大阪の収益物件はクリアランスセールに突入しました。郊外の大型レジデンスや中心部の特殊なビル等なかには10%以上も値下げされた物件も出てきました。背景にある状況から考えて今月中に売先を絞り込んでいく方が賢明であるとの判断でしょう。不動産の取引は通常1ヵ月ほど必要とされますので決済引渡日が9月30日を過ぎてしまうと建物消費税が10%になってしまいます。税込価格の場合は売主にとっては実質値引になってしまいますし、仲介手数料も決済日に支払う分は10%になってしまいます。もし買い側の融資持込が今からとなると今週に値下げしているようでは間に合わないかもしれません。消費増税以外にも融資引締めや株価低迷、米中問題、オリンピック後の下落予測と不動産が下がる要因は多々ありますので出血大サービス価格まで下げてでも売り抜けることが安全かもしれません。